愛情の受け取り方について考える

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お菓子情報は、このブログの最後で。


愛情の受け取り方

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みなさん、「愛情」をどうやって受け取ったらいいのか?について考えたことはありますか?


私は、人からの好意や親切に、何か目的や裏の画策があるんじゃないか?とすぐに反射的に考えてしまいます。


たとえば、私を助けて優越感に浸りたいだけなんじゃないだろうか?この人はなにか私から欲しいものがあって、後から押し付けがましく見返りを求めてくるのではないか?などと考えてしまうくせがあります。


そんな自分に疲れたので、そろそろ「愛情」をどうやって受け取ったらいいのか、について考えてみたいと思います。


ちなみに、ここでいう「愛情」とは、恋人同志の愛だけではなく、親からの愛や、友人、知人、身の回りの人、たまたま道で親切にしてもらった人、いろんな人から自分に向けてもらった良い感情、たとえば親切や礼節なども含んでいます。


そもそも、なぜ、こんなに考えるようになってしまったのか?


私たちは、日々、自分のすでに持っているもの、自分にすでにあるものを、足りないと思うように社会に設定されていっているように思います。

いつも目にする広告やCM、営業トーク、新製品の紹介は、いつも私たちが今持っているものが古く、そして不十分であることを自覚させます。

もっと良いもの、もっと新しく価値あると知らせ、

古いものを手放すように促します。


物質的に豊かで、多くのものが貨幣により流通する中で、より良いものを欲するように、私たちは仕組みづくられていきます。


多すぎる広告やあふれかえった製品の売り込みに慣れきって、常により良いものがあるのではないか?と思うようになった私たちは、時に、それらを得ることができないことを悩み、まだまだ登場するであろう良いもの、必要なはずのものを手に入れつづけられるだろうか?と将来を不安に思うようになります。


そしてそのような考えは、目に見える製品やサービスといった物質だけではなく、感情や人の動きにまで適用されていきます。


今までは小さな集団(家族、地域といった)だけで生きていたのが、より人口が多く国際化された社会となり、より学校もつながりが増え、働く場所も小さな商店からより大きなスーパーに、そして企業も巨大化していきました。

このように集団が大きくなっていくにつれ、より多くの人と自分とを比べ、もっているもの。もっていないものを気にするようになりました。


自分の生活が小さいコミュニティーに属して終わりではなく、より大きくどこまでも自由に変化していくことができる場が生きる舞台となるわけですから、より多くの情報が入ってきて、より多くの人と比べ合います。


自分にはない、足りていないものを意識することが増えてきてしまいます。


足りていないことに気づくと、それは「不満足感」につながり、また、「もっと欲しい」という欲望が駆り立てられます。現代社会に生きる私たちが常に「不満足感」を抱え、より良いものを欲しがり「足りていない」と感じるのは、社会の成長とともに当然の流れなのかもしれません。


しかし、そのような現代に生きる私たちにしみついた思考のクセや習慣が、人から愛情を受けた時にも起きてしまうとどうなっていくのでしょうか?



物質が足りないと思うように、まだまだ愛情が足りないと考えてしまうと起きる結果はどんなだろう?


周りの人と比べて、常に新しいものを得られなかったら、自分の存在は危うくなってしまうとさえ思い不安感と不満足感にさいなまれているのに慣れていると、

十分な愛情を受けれない、周りよりも良質な愛情が足りていない、と思ってしまう感情が自動的にできあがっていくように思います。


物質よりも愛情はもっと曖昧で、感覚的で、常に足りないと思うか、もう足りていると思うかは、その人の感覚次第となります。「愛情」は量も質も、内容も、目に見えないので、受け手の感覚に委ねられます。


たとえば、親は、子どもの成長のために、叱ったり突き放したりということを愛情をもってしたりします。

そして、それは

子どもの成長のために時折必要となる愛情でもあります。

しかしながら、そんな愛情をどんなものと思うかは受け手の子ども次第となります。


愛情の形こそ複雑で、実はどれが愛情だったのかわからないことさえもあります。


愛情も商品のように考えてしまい、値踏みをしてしまい、受け手である子どもがそれが正しい愛情の形なのかどうかもまだわからない間に、判断し拒否してしまう場合もあります。



たとえば、子どもが親から受ける愛情が少ないと思ったり、期待していた愛情行動とちがった場合、自分がほしい言葉、反応や行動とはちがったりすると、グレたり反抗したり、他の家庭をうらやましがるようになったりすることもあります。


簡易なわかりやすい愛情を、本物だと思い込んでしまい、そちらに流れてしまうことだってあります。

よりわかりやすい愛情のようなものを与えてくれる誘惑の方に進んでいってしまったりします。






また、どんなに愛情を受けていても、「まだ足りない、まだまだ足りない」と思って際限なく愛情を求めることもあります。


愛情にキリがなく、愛情を受ける器に穴が空いてしまっている場合、どんなに愛情を注いでも、穴の空いた器に水を注ぐように満たされることはありません。


現代の物質的に豊かで、そしていろんな人がいてより世界が広がっていく時代に生きる私たちの思考のクセが、愛情の授受においても適用されてしまうと、

際限なく求め続けてしまったり、もうすでにある愛情に気づけなかったりしてしまいます。


周りにはもっといいものがいっぱいあると不満足を抱えてしまいがちな現代の私たちは、

今すでにそこにある愛情をきちんと受け止めることが難しくなっていっていると思います。



今すでにそこにある愛情をきちんと受けるためにはどうしたらよいのだろう。


どうすれば、正しく愛情を受けることができるのだろう?


正しい愛情か、間違った愛情か、考ええはじめると毎回きりがないので、

正誤はともかく横においておいておくことが大事なのではないか、

正誤は、時間がたたないとわからないことも多いし、そもそも私にはいつまでたってもわからないかもしれない。真実の愛情か、偽りか、何かと引き換えなのか


今ある愛情、今受けた愛情、それがどんなものであれ、まずは、ただそこにあった(ある)ことに目をむけることが大事なのではないかと思うようになりました。


そこにあるということは事実なわけなので

そこにある、ということだけを受け取り

「今、ここにある」という、愛情のようなものを受けた事実その一点だけ意識し受容する。




値踏みも、評価もしない。

ましてや、裏があるのでは?と思ったりもしない。

ただ、そこにある、ということにだけ意識を向けることができれば、

それが期待はずれの愛情行動や言葉だと判断することも、まだ他にもっといい愛情を受ける機会があるのでは、と推測することもなくなります。


そうすると、そもそもその愛情は不満足だ、とも、まだ愛情が足りない足りないと感じることもなくなります。


「今、ここにある」というその一点だけに集中する。


そう考えると、「ありがとう」という日本語はよくできてるなぁと関心します。

漢字で「有難う」「有ることが難しい」と書く。


そこにあることが、むずかしいことを認識しています、という意味。


「ありがとう」と思うこと。


今ある、その1点を当たり前としては思わず是非は問わずただただ受け取ることすること。


受けた愛情は、素直に「ありがとう」と受け取ること。



正しく愛情を受ける方法

値踏みも、評価もしない。

正しいか、正しくないか。

足りているか、足りていないか。

真実か、偽善か。

よりも、まず、そこにあるということを受け止める。


そこにあることが、むずかしいことを認識し、

その「ある」ということ、1点に集中する。

是非は問わずただただ受け取る。


これができれば、

人からの愛情に、猜疑心をもったりして悩むことも、

不満足だと思うこともなくなっていくのではないか、と思います。



是非を問わない、質や量を問わない、内容の優劣を考えない愛情の受け渡しができるようになれば、そして、そんな人が周りにも増えれば、もっと気軽に愛情を渡すことができるし、また受けるときも気軽に受け取ることができる、と思います。


ただただ受け取るということ、その一点に集中するので、愛情を受け取ってもらうために

誇大広告のように宣伝する必要もないし、また、愛情を受け取る側のときも、真実かちょっと誇大か偽りかを疑って考えてみる必要もなくなります。


物質的な豊かさのように、

いろんなしがらみをもつのではなく

ただシンプルに純粋にそこにあることが有難いと思う

愛情の受け方、そして、渡し方ができるようになれればな、と思います。


きなこクッキー

トースターでも簡単にできる!常備クッキーレシピです。


1. 卵をよく混ぜたあと、粉類を入れサックリ混ぜたら、ポリ袋に入れて冷蔵庫で休ませます(急いでいるときは冷凍庫へ)

2.切れるくらいの固さになったら、ナイフで切って、塩をふりかけ、あたためたトースターでお好みの焦げ目がつくまで焼きます。


余った生地は冷凍庫で凍らせておくと、好きなときに焼いて食べれます。


・卵:2個

・小麦粉:200g

・きなこ:(小麦粉と合わせて200gになるように)

・オリーブオイル:200g


・塩:少々

・さとう:100g

 




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