自分が自分でいっぱいになったとき

 


[ENGLISH]

みなさんは、自分の時間をどれくらいもっていますか?


1日のうち、1年のうち、どれくらいの時間を「自分以外の」のために使っていますか?


心配ごとや悩みがあるとき、自分の心の中は、悩みごとでいっぱいになって、他のことはあまり考えられなくなったりします。悩みごとって、自分の思考が生み出しているものなので

悩んでいる時間は、「自分が作り出すものに苦しめられている時間」とも言えます。


そんな時間が増えると、いつの間にか、自分の時間は、自分が作り出すもの(悩みなど)でいっぱいになってしまいます。

他のことを考える余裕や、他者を思いやったり、相手の立場に立って考える余裕もなくなってしまいます。


そして、余裕なく悩んでいる思考が暴走している自分は、とりあえず「今までどおり」こなさなければならないことを

「事務的に」流れ作業のように義務としてこなしはじめてしまいます。

心をこめて何かをすることができなくなります。


自分の時間がなく、いつも他の人の用事や他の人のためにいろいろやることが多くて忙しいという方でも

頭の中は、意外と、自分の考えや思い、悩みといった自分基点のことでいっぱいだったりする場合もあります。


そんなときは、本当のところは、相手のことを思って、行動してなかったりします。


たとえば、母親が忙しすぎて、子どものためになっているか、子どもの立場からはどう見えているかは構わず、

とりあえず、役割をこなそうとする等はよく起こりがちです。


自分の時間を基点に、何かをやろうとしはじめると、どんなことになるでしょうか。


いろんなことは、本当のところ自分を基点には回っていないはずなので、時間の基点が自分自身になってしまっている人の周りでは次々とひずみが起きはじめてしまう。


そうすると、うまくいかなくなってくるのは当然。


そんなときは、自分が自分でいっぱいいっぱいになってるな、と気づき、

いったん自分自身から離れてみるのはいかがでしょうか。


何か自分が作り出すリズムとはちがう別の時間軸の中に自分を置いてみる方法があります。


たとえば、時間どおりには来ないローカルバスに乗ってみるとか。

いつも明るい都会から離れて、自然のリズムで暗くも明るくもなる田舎に行ってみるとか。

全然興味がなかった催しに参加してみる。普段自分では選んで行かない喫茶店に行ってみるとか。


自分のリズム以外の自分がコントロールできない別の時間の中で、自分の時間が過ぎていくことを体感できると、


ふと悩んでいた自分や、自分が生み出す思考のループから抜け出すことができたりします。


一度自分の時間軸から離れ、自分の悩みのリズムから出ると、自分をもっとちがう視点から、遠目でみることができるようになり、

今までのまちがったやり方や、考え方、心の持ち様にも気づくことができ、

やらなくてもいいのにやっていたことを止め、本当に大事なことに集中することができたりします。


悩んでいたことの解決策がすんなりみつかったり、不思議と心が落ち着いてきたりします。


自分が自分でいっぱいになったときは、自分以外の時間軸の中にしばらく居るようにしてみようと思います。





お菓子情報「白玉あんこ」



1.  白玉粉をボウルに入れて、水を少しずつ加えて混ぜ合わせます。

2. お湯に入れ、白玉だんごが浮いてきてから、さらに1分ほどゆでます。

3. ゆで上がった白玉だんごを、水をはったボウルに移します。


あとはお好みで、きなこ、さとう、塩、あんこをかけます。



・白玉粉:100g

・水:100ml


・きなこ:お好みで

・さとう:お好みで

・塩:少々


・あんこ:お好みで

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